西本願寺御影堂 法要幕
親鸞聖人750回大遠忌法要に際しデザイン・制作指揮。
法要幕は三色幕や宗派の紋を使用した織物が一般的だが、光り輝くシルクに絵画的な友禅を用いた、世界的にも希少価値の高い作品。
2009年 西本願寺御影堂の平成大修復完成報告法要にて初公開された（現在は５月20、21日の親鸞聖人降誕会のみの期間限定公開）。
縦3.3メートル、長さ計120メートル。最長面である正面東側は60メートルにわたり、友禅染として世界最大規模を誇る。
行きかう人々の頭上に、天女舞う極楽浄土の世界が広がる。
2009年4月3日 京都新聞